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数秒に1コマずつ撮影したものを繋げて再生することで、映像のようにみせる撮影方法「タイムラプス」、さらに空間移動の要素を加えた「ハイパーラプス」。
根気と忍耐、そして確かな技術を要するこれらの表現方法に挑む清水大輔は、東日本大震災で被災した故郷、福島県に映像の力で貢献したいという思いでタイムラプスの制作を開始し、現在では世界各地の魅力を伝える作品を国内外に発信しています。
清水にとってタイムラプスとは、単なる撮影技法ではなく、人間には見えにくいもの、日常で忘れてしまっているもの、気づかない部分やあるべき姿といったものを可視化する力をもつものであり、そこには本当はある光が存在しているのだということを表現するためのものです。
色や形を精密に再現できる写真の持つ表現力を、時間を圧縮して再生することで生まれるリアリティ、そしてストレートな美しさを、この機会にぜひご高覧ください。
朝、昼、夜。私の地元の福島を中心に、日本各地で撮影した映像作品です。
私はそれぞれの土地で、そこに暮らす人に喜んでもらえるかどうかという視点で常にポイントや構図を考え撮影を行います。また、擬似的な誰かを想像しながら撮影することもあります。
今回、そのような想いで撮影した映像を、「4つの光」をテーマとして作品にしました。
鮮明でわかりやすい星の動き。美しくダイナミックに変化する自然風景。
何気なく見ていた街や風景の中に、今まで気づかなかった光が見えてくる、タイムラプス・ハイパーラプスならではの魅力をお楽しみください。
会場では、有機ELレグザProで作品を上映します。圧倒的な美しさをご体験ください。
タイムラプスとは間隔をあけて静止画を撮影、それらをつないだ動画のこと。ハイパーラプスはさらに空間移動の要素を加え、間隔をあけて撮影した静止画を一人称視点で繋ぎ合わせて一つの動画にしたもの。
清水氏が3分間のハイパーラプス映像を作成するのには、数万枚の静止画を撮影し、編集に1ヶ月ほど時間をかける。
その制作には、根気と忍耐、そして確かな技術を要する。
1976年生まれ。福島県出身。
日本初のタイムラプス ハイパーラプス専門クリエイター。
2012年、東日本大震災で被災した福島の今を世界に発信する想いでタイムラプス制作を開始。
映像の力で福島に貢献したい思いが原動力となり、
美しい未知の映像を創り出す技術を追求してきた。
自然や星空の映像作品を中心に、「その地に住んでいる人に喜んでもらう」
という視点で、世界各地の魅力を伝える作品を次々と発信している。
現在はフリーランスのタイムラプス、ハイパーラプス専門クリエイターとして各国で活動し、
映像作品はVimeo やYoutubeを中心に公開。
2017年からは次世代ハイパーラプスの制作を開始し
写真のみで動画を表現する新しい映像技法で、今までにない映像を制作している。
2018年からは8K、10Kでの映像化を開始。
https://vimeo.com/daisuke7
https://www.youtube.com/user/omame109
出演・担当番組/TVCM |
NHK World [TIME-LAPSE JAPAN] シリーズ出演中 NHK BS1 [福島タイムラプス] シリーズ出演中 TOSHIBA EXCERIA PRO TVCM 出演 NHK BS8Kタイムラプス番組 [そこにある光] 映像制作担当 |
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受賞歴 |
主演番組「FUKUSHIMA Time/Lapse」が「ニューヨーク・フェスティバル」 ドキュメンタリー:コミュニティー・ポートレート部門にて銀賞を受賞 |
会期 |
2019年11月14日(木)-17 日(日)4日間
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会場 | |||||
主催 | 「そこにある光」展 実行委員会 | ||||
企画・制作 | エイゾーラボ | ||||
プロデュース | 坂田大作(ツナガリ) | ||||
特別協賛 |